乳癌と生きる

2022年5月、37歳で乳癌(ステージ3c)の告知を受けました。

数年前から放置していたしこり

自分で簡単に触れるほどのしこりは数年前からありました。

二人目の子供を産んだあとに気付いたので、乳腺症を疑い、乳癌だなんて1mmも思いませんでした。

育児の忙しさもありしばらく放っておいたのですが、市の乳ガン検診、子宮がん検診のお知らせが来て、行くことにしました。

 

病院選びも適当で、子宮がん検診をするのに産婦人科は物凄く混むので、『産科がない婦人科』という理由だけで選びました。そして、乳がん検診も同じ病院でできるならそれで!というかんじ。

今考えれば、この時乳がん検診を『乳腺外科』で受けていれば、何か違ったかもしれません。

そして、しこりがある状態で乳ガン健診を受けたのですが、結果は再検査。

その時点でも、乳腺症だと思い込んでいたしこりのせいだと思っていたので、深く考えませんでした。

再検査を受け、結果は『乳腺症』。

やっぱりね〜と、この結果を100%信じました。

 

乳がん検診は2年に1度だったので、2年後また同じ病院へ。

再検査にはなったものの、結果は同じく『乳腺症』。

そしてさらに2年が過ぎたのですが、その時乳がん検診が40歳以上に変更になっていました。

なのでお知らせも来なくて、乳腺症だと思ってたのでしこりも気にすることもなく、そのまま月日がたちました。

37歳の誕生日を迎えたころ、以前から月経過多で悩んでいたのもあり、ピルを飲み始めました。

それからしこりが大きくなっていきました。

しこりのところの肌も赤黒く変色していました。

腕を上げたりすると違和感を感じる程でしたが、乳腺症ということは疑いもせず。でもさすがに大きいしこりだから、乳腺症だとしても何か改善できないのかなーと思い、やっと乳腺外科を受診しました。